大谷翔平 右肘手術成功を報告「一日でも早くグラウンドに」 来季開幕から打者 25年二刀流復帰へ

右肘を痛めた大谷翔平、なぜバットを振れるのか? 3度のトミー・ジョン手術を経験した評論家の“詳しすぎる”解説にファン「めちゃくちゃ分かりやすい」

【MLB】マリナーズ5-8エンゼルス(9月11日・日本時間12日/シアトル)  右肘の靭帯を痛めているエンゼルスの大谷翔平投手が「打者として出場できる理由」について、現役時代に3度のトミー・ジョン手術を経験し、現在は解説を務める館山昌平氏が解説。

その分かりやすぎる説明に、ファンから驚きと納得の声が上がっている。 【映像】目からウロコ! トミー・ジョン評論家の見解  試合で実況を務めたDJケチャップ氏が、「(右肘の靭帯を痛めても)バッティングに負担がない(痛くない)と言いますけど、どうなんですか」と“トミー・ジョン評論家”とも紹介された館山氏に質問した。

 館山氏は「痛くないというのは、左打ちなので痛くないです」と話し、続けて「靭帯は小指、薬指を握った筋肉の下についているんです。小指、薬指が緩いと危ないんですけど、ギュッと握った状態であれば安全なんです」と靭帯の位置関係を説明。さらに「バットは左打ちだと(右手が)下に入るので小指、薬指はしっかり握るんです。なので筋肉の下にある内側側副靱帯に影響のない形でグリップをしてるので基本的には大丈夫です」と解説した。

 また、「危ないのはチェンジアップとか外の緩い球をバットを投げ出すようにしたとき。(バットを)返して拾いにいきすぎてしまった時にリスクはあります」と補足した。  ケチャップ氏に「大谷にアドバイスをするとしたら?」と振られると、「難しいですね。ドクターの意見を尊重します」と話した。さらに深掘りされると、「一般的に言えば二刀流を見たいので投球に影響するのであれば(トミー・ジョン手術を)やって欲しい。やらないのであれば、今のペースではなく休息を入れながら、プログラムを再構築した上で二刀流が見たい」と見解を示した。

 ABEMAのファンからは「右投げ左打ちだから二刀流できてたんだね」「館山さんわかりやすい」「靭帯あるところに館山あり!」「めちゃくちゃ分かりやすい」と館山氏の説明に驚きと納得の声が上がった。右脇腹の影響で欠場が続いている大谷。シーズン残り試合が少なくなる中、はたして大谷はどのような決断を下すのだろうか。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)